狭い土地は暗い?トーンハウスが教える採光・風通しのテクニック
2026.01.26【はじめに】
新潟市内の住宅密集地や狭小地で家を建てる際、お客様が最も心配されることの一つに「室内が暗くならないか」「風が通らずにジメジメしないか」という不安があります。隣家が迫っている状況では、確かに一般的な設計では光を取り込むのは困難です。しかし、トーンハウス(株式会社とちたて)には、どんなに条件の厳しい土地であっても、室内を常に明るく、爽やかな風が抜ける住まいに変える独自の設計ノウハウがあります。今回は、私たちが実践している「空間を光で満たすテクニック」を詳しく解説します。
日差しをいかに取り入れるかを中心にプランを組み立てる
設計の第一段階で私たちが最も時間をかけるのは、その土地における「太陽の動き」と「窓(サッシ)の位置」の計算です。ただ窓を大きくすればいいというわけではありません。闇雲に大きな窓を設けても、隣家からの視線が気になってカーテンを閉めっぱなしにしてしまえば、結局室内は暗くなってしまうからです。
トーンハウスでは、周囲の環境を徹底的に調査し、どの高さ、どの角度から光が差し込むかを緻密に計算してサッシの配置を決定します。例えば、隣家の屋根越しに光が入るポイントを見極めて高窓(ハイサイドライト)を設置したり、プライバシーを保ちつつ空を切り取るような窓配置を行ったりします。この「最高の計算」を徹底的に行うことこそが、明るい住まいを実現する第一歩なのです。
2階リビングと吹き抜けが生む開放感
狭小地において、1階よりも圧倒的に採光条件が良いのが2階です。トーンハウスでは、この利点を最大限に活かした「2階リビング」を積極的に提案しています。リビングを2階に配置することで、隣家の影を避け、安定した日差しを一日中取り込むことが可能になります。
さらに、光を階下や奥まで届けるために、「吹き抜け」や「勾配天井」を組み合わせるのも得意な手法です。3階の小屋裏からの開口や、吹き抜けを通じた中抜き設計を行うことで、上部からの光をLDK全体へ拡散させます。最近では、周囲の視線を完全にシャットアウトしながら光と風を享受できる「中庭」を設け、そこからリビングへ採光する事例も増えています。
性能が支える「大開口」の安心
「大きな窓や吹き抜けを作ると、冬は寒いのではないか」という懸念を持つ方もいらっしゃるでしょう。しかし、トーンハウスの家は、最高レベルの断熱・気密性能に裏打ちされています。
- 断熱性能:ZEH基準を大幅に上回るHEAT20 G1〜G2グレード(UA値0.46相当)を標準化しています。
- 気密性能:全棟で気密測定を実施し、C値0.2〜0.3という驚異的な数値を叩き出しています。
- 使用建材:オール樹脂サッシや、現場吹き付けのアクアフォーム断熱を採用し、隙間のない「魔法瓶のような家」を実現しています 。
この高い性能があるからこそ、大きな吹き抜けや開放的な窓を設けても、新潟の厳しい冬にエアコン一台で家中が暖かい暮らしが叶うのです。
まとめ:暗さを理由に夢を諦めない
狭小地だから暗い、というのは設計側の工夫不足かもしれません。トーンハウスは、土地の短所を設計の知恵で長所に変えます。私たちが創り出す光溢れるリビングを、ぜひ実際のモデルハウスや見学会で体感してください。
代表取締役(一級建築士・宅地建物取引士) 本間 一海